院長ご挨拶

わたしは小坂井町で生まれ育ちました。自分の慣れ親しんだこの故郷の皆様に、子どもを生み育て、このまちに住み続け、老後を安心して送っていただきたい。そのためには、地域に頼りになる医療機関が必要であること。それを今までの経験で痛感してきました。

日本は超高齢社会を迎えました。みんなが老いても長く生きるということです。その間を病気でたたかうだけでなく、生活の場で生活者として生きる、それが大事なことだと拠点病院で地域医療に従事する中で気付かされました。病院には、病気になった人が来ます。ですが、病気になる前には必ず、どうしても虚弱な時期を経るのです。

まだまだ知られていないことですが、この全身の虚弱な時期を迎える前には、『歯・口』の虚弱な時期があります。歯や口の健康を守ることは、全身の健康を守り、長く健康に過ごすことに繋がります。そのためには、小さな子どものうちより、歯、口の健康の重要性を知り、育て、守り続けていくことが大切です。

だからこそ、小さなお子様からお年寄りまで、気軽に立ち寄れるような馴染みやすい医院をつくりました。歯医者に行くのは怖い、嫌だ。皆さんそんな不安を抱かれていることと思います。当院はそんな皆さんの不安を少しでも取り除き、自ら受診したいと思っていただけるよう、最大限の努力をします。住み慣れた地で、自分らしく笑顔で住み続けることは、誰しもの願いです。一人でも多くの地域の皆様の歯、口の健康を守り、健やかな一生を送るお手伝いをさせていただきたいと考えております。

わたなべ歯科 院長
歯科医師　医学博士
渡邉　由裕